昨夜、ジャズコンサートに夫婦で参加してきました。場所は、きなり村(廿日市市津田)です。私は初めて訪れたのですが、ここでは循環型社会、つまり町から出る有機資源を肥料に変え、作物を作り、社会に還元するサイクルを実践しています。
便利さに慣れた現代では、あえて手間のかかることを取らず、合理的な方法を選択しがちですが、自然にやさしいし、食べ物はおいしくなるし、健康にいいし、からだも、(たぶん)心もきれいになる、とのことです。
なぜ、そのような場所でジャズなのか?ということもありますが、ここでは年2回、アーティストをお呼びしてコンサートを開いているとのことで、もう11回程続いているそうです。
18時の受付後は、きなり村で栽培した野菜が販売されていたり、きなり村を運営する株式会社カンサイの川本社長が蒸し鶏や焼き鳥を振舞われていました。
きなり村では日本3大地鳥である秋田の比内鳥のひな3羽から、育てているようで、今日のために7羽用意いただいたようです(ここではきなり鳥と呼んでいるそうです)。社長からは元気をもらいましたし、きなり鳥は歯ごたえがあり、濃厚な味でとてもおいしかったです。
ジャズコンサートは19時からのスタートでしたが、参加者はざっと200名ほどで、会場は満員でした。色々な方が参加されてましたが、アーバンビューグランドタワーで有名なフランス料理店レストラン シマムラ レスプリ・ド・ミクニを営むシェフシマムラさんのご紹介があり、聞けば、料理で使う食材のアーティチョークは、きなり村で取れたものを使っているとのことでした。
ジャズは2時間ほどの演奏でしたが、演奏中はカエルの音が鳴り響いたりと自然の中での演奏という点が印象的でした。
ジャズ演奏と、循環型社会の施設見学が夫婦参加で楽しめて、よかったと思います。
きなり村
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