知育・体育・徳育

文部科学省の調査で、睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等に関する調査、というものが平成26年11月に行われています。そもそも調査内容に目が行ったのは、夜遅くまで繁華街などで小さな子供を連れて出歩く親、などを見かけることがあり、違和感を感じることがあるからです。

調査内容は、小学生から高校生までの2万3千人ほどを対象としたもので、睡眠時間と朝食の摂取状況と、子供の自立と心身の不調との関係を見るものでした。携帯やスマホ、ゲーム等の接触時間が長いほど睡眠時間が短いようです。深夜0時以降に就寝している中学生は22%、高校生は47%。学校段階が上がるにつれて睡眠不足と感じている子供が増えているようです。

私が幼稚園や小学校の時は、親の育て方や田舎で育ったせいもあるかもしれませんが夜8時や9時には家で寝ていましたので、違和感がありました。

就寝時間が短い子供ほど、自分のことを好きになれず、なんでもないのにイライラする、と回答する割合が多いようですので、最近のTVで見るニュースの出来事とつながってくる部分もあります。家庭での過ごし方が子供の自立と心身の健康を左右する、と思いますので、学歴至上主義に見る知育だけでなく、健康な体や道徳を学び、健全な子供を育てるという意味で、知育・体育・徳育のバランスが大事のような気がします。