企業視察会

本日、五日市の造幣局と石内地区の広島アグリフードサービスの企業視察に参加しました。

造幣局は大阪市に本局があり、さいたま市とここ広島市に支局を有する独立行政法人です。

貨幣製造過程の見学やお話を通じて、貨幣について触れ改めて考える機会になりました。

展示館の年表では日本最初のころの貨幣に「富本銭」「和同開珎」の記載があり、当時は自給自足社会のため貨幣は浸透しておらず、一部で流通していたのみのようです。

広島の造幣局は昭和20年代初めより貨幣の製造を開始した、とありますが、昭和23年に5円貨幣を7452万枚製造され、現在は6種類の貨幣を合計で約10億枚/年、製造されているようです。

公表資料を集計すると、昭和23年から平成28年までの合計は約1225憶枚、金額にして6兆6621憶円です。

造幣技術は高く、工場見学は学ぶものがありました。

広島アグリフードサービスは近年新しく造成整備された石内東地区にあり、新しくオープンするイオンモールのすぐそばにありました。本工場は、広島市初の民設民営方式による学校給食センターとして稼働しており、五日市地区の給食提供をおこなっていました。

地元や地元農家との連携による6次産業化モデルの導入が印象的でした。