ペナンは東洋の真珠と呼ばれ、古くからマレーシア有数のリゾート島とされていますが、今回訪れてみて驚くことに海の水はあまりきれいとは言えず、瀬戸内海の海のほうがきれいな印象でした。
一方で歴史はあり、イギリス東インド会社フランシス・ライトが1786年にペナン島を植民地化した歴史があり、コーンウォリス要塞という遺跡として残っています。
観光客は多いですが、日本人客は少ない印象で(工場があるため、日本からはビジネス目的での来訪が多いように感じます)、イスラムの服装に身を包むマレー系や中国人、インド人など多民族国家らしく、様々な人々が行き交っています。ペナンの人口は70万人、うち半数弱が中国人です。
かつては日本からの直行便があったと聞いていますが、現在はクアラルンプールや他都市を経由しなければならず不便さを感じます。
沿岸部には高層のコンドミニアムやホテルが多く建設され、アジア特有の不動産投資の勢いを感じます。