今年の1月1日時点の公示地価が公表されました。コロナ禍の影響で繁華街、観光地での地価下落が目立ちます。全国的には地価下落の大きいところで大阪ではミナミ地区の下落が上位の多くを占めました。ここ広島では歓楽街の流川地区やアーケード街、観光地の宮島など商業地で下落が目立ち、収益性の低下から需要減退を大きく受けた広島市商業中心地が下落し、県内商業地の平均変動率は上昇から下落へ転じました。一方で新駅開業や区画整理の進展など地域のプラス要因がある地点では住宅地でプラスが見られるほか、工場用地で物流施設を中心に地価上昇も見られました。